ウェブという媒体の特性を正しく理解しよう その2

先回、ウェブは「プル型」の広告媒体ということを理解しようという内容で記載をさせていただきましたが、
今回はより具体的に「プル型」に意識したページ(サイト)作りについて説明していきたいと思います。

通常のプッシュ型の広告の場合は、その媒体に触れた方が興味を持つような「商品やサービスの売り」について
アピールしていく事で、少しでも反響率を上げていくことが重要(実際にはそこにも数々の考え方はあるのですが、
今回は割愛させていただきます。)になりますが、プル型の場合は、同様の方法でサイト制作等を行ってしまうと
失敗してしまいます。

集客の前提が、すべて有料広告や他媒体(チラシ等)で行うと考えられている場合はいいのですが、基本的に
ウェブの場合、YahooやGoogleといった検索サイトから検索されることが重要になってきます。
そこで、検索エンジンやSNS等からサイトに訪問してもらうまでの「集客フェーズ」と、訪問ユーザーが
商品やサービスに興味を持ち行動を起こしてもらう「顧客獲得フェーズ」の2つのステップを分けて考える必要があります。
集客が上手くいかなければ、いくら顧客獲得に長けたサイトであっても、もともと閲覧されないページであれば結果を
出すことは難しいといえます。

一度説明を聞くと簡単なことにように思いますが、実際にお客様とサイトの制作を進めて行くと、上記の事が
ややおざなりになってしまうお客様が多数お見えになります。

おさらいになってしまいますが、ネットでの集客は「プル型」を強く意識しなくてはいけません。
つまり「お客様が知りたいこと、困っていること、検索したいこと」でページの主要要素を作成しなくてはいけません。
「あなたの商品やサービスの魅力やアピール」はその次に考えることだということです。

仮にあなたが「無添加のキムチ」を通信販売で販売しようとした場合の事を想像してみてください。
お客様は絶対的に「無添加にこだわったキムチ」という商品に自信を持ってみえます。
スーパーでのチラシやPOPには、「無添加おいしいキムチ」のアピールポイントがドーンと乗っているものを
用意したとします。ではウェブサイトを作るときも「無添加おいしいキムチ」を全面的にアピールしたサイト制作を
した場合、それは失敗するということです。
理由は簡単で、「無添加のおいしいキムチ」をピンポイントで検索されている方の絶対数は非常に少ないからです。

ではどうするか、「体にやさしい食事」「健康によい発酵食品」「腸活」「腸内フローラ」「ダイエットに効く」
といったキーワードで検索されている人の方が遙かに多いと思いませんか?
(実際に弊社でお客様にご提案するときは、きちんと実績数を出してこういったキ-ワードを選定させていただいています。)

よってページ制作でも、きちん「腸活」「腸内フローラ」に関する記述を用意したり、できればコンテンツとして1ページ制作するなど
することで、これらキーワードで検索されている方にも「キムチ」の存在をしっていただく事が可能になります。

どんな方や、どんなお悩みを持った方が、自社の商品やサービスに興味を持っていただけるのかをしっかりと検討して
ページを制作していく必要があります。
どうしても「自分が載せたい情報やアピールしたところ」を重点的に制作してしまいがちですが、そのアピールポイントは
本当にユーザーが求めているものでしょうか?
「世界初の特許をとった乳酸菌」より「ダイエット効果2倍」の方がストレートに伝わりますよね
もちろんお客様の想いや熱意を記載しないでくださいと言っているわけではありません。
こちらもしっかりと記載していくのですが、お客様のニーズを忘れないサイト制作をしていく事で
しっかりと集客出来るページにしていきましょう。

次回は、「顧客獲得フェーズ」に関する注意点について書かせて頂こうと思います。